埼玉県では、民間企業における障害者の雇用率が2.01%となり、ようやく法定雇用率の2.0%を超える事ができました。昭和51年から法定雇用率を下回っていましたから、実に42年ぶりに上回ったわけです。
しかし、問題は障害者の職場での定着率が悪いのが課題です。そこで、政府は障害を持った人が職場で働き続ける事が出来るよう、平成28年4月に「障害者雇用促進法」を改正して、障害を持った人を受け入れる企業に「合理的配慮」を義務付けました。
しかし、この「合理的配慮」を十分に認識して実施している企業が、まだ少ないの実態ではないかと思います。
ところで、「合理的配慮」とは、障害者と障害者でない人との均等な機会や待遇の確保、障害者の有する能力の有効な発揮の支障となっている事情を改善する為に必要の処置を言います。例えば、車いすの人の為に机の高さを調整する事、知的障害をもつ人の為に分かりやすく文書や画で説明する事、更には精神障害を持った人の為に出来るだけ静かな場所で休憩できるようにする事などです。今日の予算特別委員会では、産業労働部の審査でこの点を取り上げて議論して参ります。
*四耐四不訣(したいしふけつ): 冷に耐え、苦に耐え、煩に
耐え、閑に耐え ー 激せず、騒がず、競わず、随わず
*岡事務所よりお知らせ
埼玉県議会や全国で問題になっている「政務活動費」について、「埼
玉県議会議員 岡しげおのホームページ」を開設し公開しています。
ホームページアドレス:http://ytwpn140.wix.com/okashigeo-jimusyo
*残金は毎年返納しています。